登山部
積雪期指導者講習会
積雪期登山指導者講習会
1月20日(土)~22日(月)に行われた「積雪期登山指導者講習会」に顧問NとOの2名で参加してきました。八ヶ岳主峰の赤岳(2,899m)への登山やアイスクライミング、ロープワーク等、なかなかハードな講習会でしたが、赤岳山頂は快晴で富士山や北アルプス、南アルプスの展望が広がり、雪山の素晴らしさを堪能しました。今回学んだ技術を、これからの部活動指導に役立てていきます。
赤岳(2,899m) 快晴の赤岳山頂にて
岩場を下山 アイスクライミング訓練
スキー合宿
スキー合宿
1月5日(金)~6日(土)、越後湯沢の神立スキー場にて、
スキー合宿を行いました!
最初は怖がっていた部員も、2日間の訓練でかなり上達しました!
天候は荒れることもなく、美しい雪山を眺めながら滑ることができました。
夕飯は、おでんが食べ放題!
冷えた体が温まりました。
食当訓練
食当訓練
12月20日(水)1年生のみで食事の準備の練習をしました!
何を作るかは顧問には秘密とのことだったので、見守ります。
材料はこちら。何ができるのでしょうか。
そして出来上がったのは・・・
肉じゃが、具だくさんのスープ、ご飯
初めて1年生だけで作ったので、時間がかかってしまいましたが、おいしく出来上がりました!
手際よく準備できるよう練習していきましょう!
そしてクリスマスが近いということでケーキも作りました!
インスタ映えする出来上がり!?
ご飯だけでお腹がいっぱいと言っていたのに、ケーキは2つぺろりとたいらげていた1年生でした。
スイーツは別腹ですね♪
筑波山
筑波山
12月17日(日)、筑波山(標高877m)に日帰りで行ってきました。
今回は2年生が修学旅行中なので、1年生と3年生9名が参加しました。
3年生は久しぶりの山行で、約4時間半の行程でした。
山頂までの道のりには、不思議な岩がたくさん。
この日は快晴で、山頂からは関東平野を一望できました。
スカイツリーや東京湾まで見渡せます。
登っているときは暑いくらいですが、山頂は約0°で雪もちらつき、
じっとしていると寒いです。
すると顧問のO先生から豚汁のサプライズが!!
心も体も温まりました!
▼ふもとの筑波山神社にて
下見山行
12月2日(土)の休日を利用して、春山山行で予定している日光の山に、顧問Oが行ってきました。今回のルートは知る人ぞ知る「修験道の道」。とは言っても、景色も良く、歩きやすい楽しいルートでした。
《ルート》 (往復)
足尾・神子内 - 細尾峠 - 薬師岳 - 細尾峠 - 茶ノ木平 - 中禅寺湖畔
《歩行時間》 5時間
《歩行距離》 10km
《高低差》 800m
薬師岳山頂から
前夜の降雪で登山道はうっすら雪景色 カモシカの足跡(カモシカには会えませんでした)
茶ノ木平からの男体山 茶ノ木平からの中禅寺湖
冬山机上講習会
11月17日(金)、本校にて、冬山机上講習会が行われ、埼玉県の登山部の生徒・顧問の先生、約100名が来校しました。
◆講演会の様子
講師は、山岳救助に約30年携わっていらっしゃる埼玉県警の飯田さんです。
埼玉県での山岳遭難発生状況や、遭難防止策について貴重なお話を聞くことができました。
◆実際の遭難救助活動の映像を視聴
要救助者を救助隊の方が背負って下山したり、
ヘリコプターで吊りあげる様子が映し出されると、会場内には緊張感が漂いました。
講師の飯田さんは、遭難を防止するには、やはり事前に計画・準備・訓練をしっかりしておくことが重要だとおっしゃっていました。
◆全国及び関東大会出場校報告会
講演後、全国大会・関東大会に出場した高校の代表者が、大会の様子や感想の発表をしました。
久喜高校は、発表はありませんでしたが、報告書を各校にお配りしました。
以下が報告書の内容になります。
第61回関東高等学校登山大会報告書
D隊(鋸山コース) 久喜高等学校
◆行動記録
本校は今回で10回目の関東大会出場であった。選手は大会に向けトレーニングを積み、登山行動日は声を掛け合いながら登ることができた。鋸山は、海を眺めることができる展望台など、千葉の山ならではの魅力がある山であった。また、安全登山研修は生徒顧問一同、安全登山に対して意識が高まる機会となった。今後もより一層安全に留意して活動していきたい。
コースタイム =バス …徒歩
大房岬自然公園(6:30)=保田(7:02)…鋸山ダム(7:40)…林道口(8:27)…鋸山山頂(9:30)…東京湾を望む展望台(10:30)…石切場跡(11:03)…日本寺境内(12:20)…日本寺北口管理所(13:25)…観月台(14:10)…観月台登山口(14:40)…浜金谷(14:55)=大房岬自然公園(15:37)
◆献立表
◆感想
2年 (CL 保健)
今回の大会は、ただの関東大会ではなく、安全登山研修も兼ねていたので、色々感じることがありました。一番印象に残っているのは開会式で読み上げられた栃木県那須雪崩事故で生き残った生徒がメディアに送った文です。私は開会式で初めて聞いて、あの事故を風化させてはいけないと改めて思いました。登山部に入らなければ、関東大会に出ていなければ、ここまで深く考えていなかったと思います。登山部に入り、安全よりも楽しんでばかりいた時が何度かありました。今回の講習会で今までよりも安全についてよく考えて二度と同じようなことが起きないように、部員全員で話そうと思いました。
次に感じたことは、パーティーの大切さです。大会中パーティーの一人が足を怪我して歩けなくなってしまった時の副隊長と役員さんの迅速な対応を見たり、他校の人から詳しい状況を教えて頂いたりして、もし誰もいなかったらどうなっていたかと考えると恐ろしいです。安全に怪我なく山行することが一番ですが、パーティーがいて助け合うことも大切だと身をもって感じました。学ぶことも反省することもたくさんあって、とても意味のある大会であったと思います。
2年 (SL 調理 記録)
今回の関東大会の3日間で私はとても貴重な経験をすることができました。まず一番感じたことは、普段の山行のときは人数がいるから色々なことをスムーズにできているのだと思いました。今回は4人だけで、いつもの山行のように装備を分担したり、食当を行わなければいけなかったので大変でした。特に食当の時は4人だけだと手が足りず時間がかかってしまいました。なので、普段以上にメンバー同士で声を掛け合うのが大切だなと感じました。
2日目の朝に集合するときにテントの確認を十分にしないで山に行ってしまいました。2日目は風が強く、帰ってきたらペグが外れていて前室の荷物が散乱していました。今回の失敗を次からの山で繰り返さないように気を付けたいと思います。登山行動では、頂上で海を見ることができて良かったです。私は山の頂上から海を見るのは初めてだったので、いつもの山とは違う景色をみることができ新鮮でした。今回の山で撮った写真は全部髪の毛が躍動的でおもしろかったです。「海を見に山に行く」というテーマの通り、山を楽しめたと思います。今回の関東大会の経験をこれからの山行に活かしていきたいと思います。
2年 (調理 装備)
11月10日から12日の千葉で開かれた関東大会に出場させて頂きました。関東大会のメンバーに選ばれた時はプレッシャーが大きかったのですが、楽しみな気持ちが少しありました。1日目の安全登山研修では栃木の雪崩事故の原因や防止策を学びました。その中でも雪崩にあって生き残った方の作文がとても衝撃的で、複雑なつらい気持ちが伝わってきました。そして二度とこのような悲惨な事故が起こってはならないと強く感じました。2日目の鋸山登山は、朝雨が降っていて地面は少し滑りやすかったのですが、途中から日差しがでてきて登山日和になりました。展望台からは富士山や東京湾を見渡すことができとてもきれいな景色で気持ちよかったです。日本寺の境内では大仏や百尺観音像が見れてとても迫力があり立派でした。ここまでは順調だったのですが、下りで少しの気の緩みで足を捻ってしまいました。その時はただただ情けなく、不安な気持ちでいっぱいになりましたが、救護の方がかけつけて「大丈夫だよ」と声をかけてくださって私をおぶって山の麓までおろして病院へ連れて行ってくださいました。迅速な対応のおかげで軽傷で済みました。その後もたくさんの先生やチームメンバーが手助けをしてくれました。今回の大会では本当にたくさんの人に助けられて感謝の気持でいっぱいになりました。そして普段できない体験ができ勉強になりました。
2年 (気象 装備 記録)
関東高等学校登山大会に出場でき、様々な体験や山に関するお話を聞けたのでとても良い経験になりました。3月にあった冬山の事故の説明や亡くなった方々の友人のお話を聞いてこのようなことを二度と起こさないよう、様々なことを想定し安全に気を付けて登山活動をしていきたいと思いました。3日目の講習会では、4人の登山家から普段聞くことができないような貴重な話を聞けたのでとてもよかったです。山行や食当では、普段よりも人数が少なかったということもあり、効率よく行動ができず反省する点が多かったので次回からはこの経験を活かしより良い山行ができるよう改善していきたいと思います。
関東高等学校登山大会
関東高等学校登山大会
11月10日(金)~12日(日)の3日間、千葉県で開催された関東高等学校登山大会に出場しました。
関東8県から、61校が集まりました。
今回の大会は、鋸山と烏場山のコースがあり、久喜高校は鋸山のコースに参加しました。
○鋸山
登山行動当日は、朝から風が強く、雨とともに登り始めました。
しかし途中から天気が回復し、頂上付近の展望台からは海が広がる絶景を楽しむことができました。
千葉の山のキャッチコピーである、「海を見に山へ行く」の通り、海に近い千葉の山ならではの魅力を堪能できました。
また、鋸山は石切り場跡や日本寺など、自然だけではなく文化的な魅力もたくさんあり、標高も高くない山なので、登山好き以外の多くの方にも楽しんでもらえる山です。
○夕食
登山中、辛いときに部員が何度も口にしていたのが、「今日の夕ご飯はチーズフォンデュだよ、頑張ろう」でした。
今回初めてオシャレなメニューに挑戦し、色々な具材を熱々のチーズと絡めて、疲れが癒されるおいしさでした。
○先輩
大会の前日、引退した3年生達が関東大会に出場する2年生4人のために、お菓子を差し入れしてくれました。
お菓子ひとつひとつに、激励の言葉が!!
「めざせテッペン!」
「地上からエールを送ってるぞ!」
「You can do it!!」
「楽しんで登ってきてね」
「辛いのは幸せになる途中だ!ファイト!」
「登りきったらくだるだけなんだよなあ みつを」
などなど、先輩方の数々の名言(迷言?)に元気をもらって登ることができました。
○安全登山研修
今年の関東大会は例年とは異なり、登山行動だけでなく安全登山研修もあわせて行われました。
・11月10日(金)
講演
「栃木県雪崩事故外部検証委員会の提言~安全登山への願い~」
・11月12日(日)
パネルディスカッション
「積雪期山岳地域における気象変化と事故防止対策」
今年の3月に起きた栃木の雪崩事故のお話など、高校登山部として考えさせられる内容ばかりで、
部員、顧問一同、安全登山について再確認する機会となりました。
今後の活動も安全第一で取り組んでいきたいと思います。
学校説明会(登山部)
学校説明会
10月28日に行われた学校説明会の部活動紹介に参加しました!
山ガール姿に変身した部員がステージに登場し、中学生と保護者の方々に登山部の魅力を伝えました!
実際に寝袋に入ったり、テントを張ったりしました
テントは30秒で完成!
全体の説明会の後、興味を持ってくれた中学生が登山部の活動場所に見学にきてくれました
部員が普段の活動や登山の時、また学校生活の様子などをお話ししました!
登山部は中学校にはない部活動なので、初心者がほとんどで、文化部出身の部員も多いです!
興味のある中学生の皆さん、ぜひ一度登山部へいらしてください
明日から西部地区新人大会で、武甲山に登る予定でしたが、台風の影響で中止となってしまいました。
次の登山は11月10日(金)~12日(日)に千葉県の鋸山で行われる関東大会です!
しっかり準備をしたいと思います!
埼玉県北部地区大会
埼玉県北部地区大会に参加しました!
今回の大会は、群馬県の谷川岳で開催され、一泊二日の日程で参加しました。
○谷川岳の最寄駅である土合駅は、「日本一のモグラ駅」と呼ばれているほど地下深くに駅があり、エスカレーターはありません。ザックを背負って薄暗いトンネルの中の462段の階段を上っていきます。
○開会式の様子
埼玉県から27校が集まりました。
○夕食
肉じゃが、栗と芋の炊き込みご飯と、秋メニューです。
芋と栗ごはんは、他の学校の皆さんにもおすそわけをして、好評でした!
○谷川岳
2日目は、晴天に恵まれ、登山日和でした!
まだまだ暑い日が続いていますが、標高1977mの頂上付近は、もう紅葉が始まっています。約9時間、12kmの行程を、秋を先取りしながら登ることができました。
谷川岳は、ロープウェイもあるので、登山をしなくても気軽に山を楽しむことができます。
文化祭・壮行会
9月9日、10日に文化祭が行われ、登山部の展示にもたくさんの方にお越し頂きました。
展示内容
・ザック
・テント
・調理器具
・雪山の装備品
・部誌
・夏合宿の報告パネル
・昭和の久喜高登山部の写真 など
普段のトレーニングで使っているザックを背負う体験コーナーでは、その重さに驚かれた方が大勢いらっしゃいました。
また、11月に行われる登山部関東大会に向け、本日、壮行会を開いて頂きました。
久喜高校登山部は、埼玉県の中で全国大会と関東大会の最多出場記録を保持しています。これまでの伝統を受け継ぎ、しっかりコンディションを整え大会に臨みたいと思います。