登山部の活動の様子

2017年11月の記事一覧

冬山机上講習会

1117日(金)、本校にて、冬山机上講習会が行われ、埼玉県の登山部の生徒・顧問の先生、約100名が来校しました。

 

◆講演会の様子

 

 

講師は、山岳救助に約30年携わっていらっしゃる埼玉県警の飯田さんです。

埼玉県での山岳遭難発生状況や、遭難防止策について貴重なお話を聞くことができました。

 

◆実際の遭難救助活動の映像を視聴

 

要救助者を救助隊の方が背負って下山したり、

ヘリコプターで吊りあげる様子が映し出されると、会場内には緊張感が漂いました。

講師の飯田さんは、遭難を防止するには、やはり事前に計画・準備・訓練をしっかりしておくことが重要だとおっしゃっていました。

 

 

◆全国及び関東大会出場校報告会

講演後、全国大会・関東大会に出場した高校の代表者が、大会の様子や感想の発表をしました。

  

久喜高校は、発表はありませんでしたが、報告書を各校にお配りしました。

以下が報告書の内容になります。


61回関東高等学校登山大会報告書

 

D隊(鋸山コース) 久喜高等学校

◆行動記録

本校は今回で10回目の関東大会出場であった。選手は大会に向けトレーニングを積み、登山行動日は声を掛け合いながら登ることができた。鋸山は、海を眺めることができる展望台など、千葉の山ならではの魅力がある山であった。また、安全登山研修は生徒顧問一同、安全登山に対して意識が高まる機会となった。今後もより一層安全に留意して活動していきたい。

 

コースタイム                     =バス …徒歩

大房岬自然公園(6:30)=保田(7:02)…鋸山ダム(7:40)…林道口(8:27)…鋸山山頂(9:30)…東京湾を望む展望台(10:30)…石切場跡(11:03)…日本寺境内(12:20)…日本寺北口管理所(13:25)…観月台(14:10)…観月台登山口(14:40)…浜金谷(14:55)=大房岬自然公園(15:37)

 

◆献立表






◆感想

2年      (CL 保健)

今回の大会は、ただの関東大会ではなく、安全登山研修も兼ねていたので、色々感じることがありました。一番印象に残っているのは開会式で読み上げられた栃木県那須雪崩事故で生き残った生徒がメディアに送った文です。私は開会式で初めて聞いて、あの事故を風化させてはいけないと改めて思いました。登山部に入らなければ、関東大会に出ていなければ、ここまで深く考えていなかったと思います。登山部に入り、安全よりも楽しんでばかりいた時が何度かありました。今回の講習会で今までよりも安全についてよく考えて二度と同じようなことが起きないように、部員全員で話そうと思いました。

 次に感じたことは、パーティーの大切さです。大会中パーティーの一人が足を怪我して歩けなくなってしまった時の副隊長と役員さんの迅速な対応を見たり、他校の人から詳しい状況を教えて頂いたりして、もし誰もいなかったらどうなっていたかと考えると恐ろしいです。安全に怪我なく山行することが一番ですが、パーティーがいて助け合うことも大切だと身をもって感じました。学ぶことも反省することもたくさんあって、とても意味のある大会であったと思います。

2年       (SL 調理 記録)

今回の関東大会の3日間で私はとても貴重な経験をすることができました。まず一番感じたことは、普段の山行のときは人数がいるから色々なことをスムーズにできているのだと思いました。今回は4人だけで、いつもの山行のように装備を分担したり、食当を行わなければいけなかったので大変でした。特に食当の時は4人だけだと手が足りず時間がかかってしまいました。なので、普段以上にメンバー同士で声を掛け合うのが大切だなと感じました。

2日目の朝に集合するときにテントの確認を十分にしないで山に行ってしまいました。2日目は風が強く、帰ってきたらペグが外れていて前室の荷物が散乱していました。今回の失敗を次からの山で繰り返さないように気を付けたいと思います。登山行動では、頂上で海を見ることができて良かったです。私は山の頂上から海を見るのは初めてだったので、いつもの山とは違う景色をみることができ新鮮でした。今回の山で撮った写真は全部髪の毛が躍動的でおもしろかったです。「海を見に山に行く」というテーマの通り、山を楽しめたと思います。今回の関東大会の経験をこれからの山行に活かしていきたいと思います。

 

2年      (調理 装備)

1110日から12日の千葉で開かれた関東大会に出場させて頂きました。関東大会のメンバーに選ばれた時はプレッシャーが大きかったのですが、楽しみな気持ちが少しありました。1日目の安全登山研修では栃木の雪崩事故の原因や防止策を学びました。その中でも雪崩にあって生き残った方の作文がとても衝撃的で、複雑なつらい気持ちが伝わってきました。そして二度とこのような悲惨な事故が起こってはならないと強く感じました。2日目の鋸山登山は、朝雨が降っていて地面は少し滑りやすかったのですが、途中から日差しがでてきて登山日和になりました。展望台からは富士山や東京湾を見渡すことができとてもきれいな景色で気持ちよかったです。日本寺の境内では大仏や百尺観音像が見れてとても迫力があり立派でした。ここまでは順調だったのですが、下りで少しの気の緩みで足を捻ってしまいました。その時はただただ情けなく、不安な気持ちでいっぱいになりましたが、救護の方がかけつけて「大丈夫だよ」と声をかけてくださって私をおぶって山の麓までおろして病院へ連れて行ってくださいました。迅速な対応のおかげで軽傷で済みました。その後もたくさんの先生やチームメンバーが手助けをしてくれました。今回の大会では本当にたくさんの人に助けられて感謝の気持でいっぱいになりました。そして普段できない体験ができ勉強になりました。

 

2年      (気象 装備 記録)

関東高等学校登山大会に出場でき、様々な体験や山に関するお話を聞けたのでとても良い経験になりました。3月にあった冬山の事故の説明や亡くなった方々の友人のお話を聞いてこのようなことを二度と起こさないよう、様々なことを想定し安全に気を付けて登山活動をしていきたいと思いました。3日目の講習会では、4人の登山家から普段聞くことができないような貴重な話を聞けたのでとてもよかったです。山行や食当では、普段よりも人数が少なかったということもあり、効率よく行動ができず反省する点が多かったので次回からはこの経験を活かしより良い山行ができるよう改善していきたいと思います。

 

 

 

関東高等学校登山大会

関東高等学校登山大会

11
10日(金)~12日(日)の3日間、千葉県で開催された関東高等学校登山大会に出場しました。
関東8県から、
61校が集まりました。
今回の大会は、鋸山と烏場山のコースがあり、久喜高校は鋸山のコースに参加しました。


○鋸山

登山行動当日は、朝から風が強く、雨とともに登り始めました。

しかし途中から天気が回復し、頂上付近の展望台からは海が広がる絶景を楽しむことができました。





千葉の山のキャッチコピーである、「海を見に山へ行く」の通り、海に近い千葉の山ならではの魅力を堪能できました。

また、鋸山は石切り場跡や日本寺など、自然だけではなく文化的な魅力もたくさんあり、標高も高くない山なので、登山好き以外の多くの方にも楽しんでもらえる山です。





○夕食

登山中、辛いときに部員が何度も口にしていたのが、「今日の夕ご飯はチーズフォンデュだよ、頑張ろう」でした。
今回初めてオシャレなメニューに挑戦し、色々な具材を熱々のチーズと絡めて、疲れが癒されるおいしさでした。


○先輩

大会の前日、引退した3年生達が関東大会に出場する2年生4人のために、お菓子を差し入れしてくれました。

お菓子ひとつひとつに、激励の言葉が!!


「めざせテッペン!」

「地上からエールを送ってるぞ!」

You can do it!!

「楽しんで登ってきてね」

「辛いのは幸せになる途中だ!ファイト!」

「登りきったらくだるだけなんだよなあ みつを」

などなど、先輩方の数々の名言(迷言?)に元気をもらって登ることができました。


○安全登山研修

今年の関東大会は例年とは異なり、登山行動だけでなく安全登山研修もあわせて行われました。

1110日(金)

講演

「栃木県雪崩事故外部検証委員会の提言~安全登山への願い~」

1112日(日)

パネルディスカッション
積雪期山岳地域における気象変化と事故防止対策」


 

今年の3月に起きた栃木の雪崩事故のお話など、高校登山部として考えさせられる内容ばかりで、
部員、顧問一同、安全登山について再確認する機会となりました。
今後の活動も安全第一で取り組んでいきたいと思います。