2026年6月の記事一覧
【園芸部】令和8年度活動報告❺
6月5日 コダカラベンケイソウ苗作り
いきなり植物名だけで話を進められても知らんわい、という方もいらっしゃるかもしれませんので、ちょっと。
コダカラベンケイソウ(子宝弁慶草)とは、ベンケイソウ科(カランコエ)の多肉種物です。
最大の特徴は、ある程度成長した苗の「葉の縁」に、葉から離れればそのまま「根つきの苗」となる「無性芽」をズラッとつけることです。
本体は成長してもほとんど枝分かれはせず、最終的に茎の上部に「塔が立ち」、花穂に地味目の花をたくさんつけますが、その花も放置すれば全て無性芽となる、とんでもない植物です。この場合、さらに放置すると親株だけが枯れ腐り、子宝たちはぞろぞろと育っていきます。
無性芽は「種」とちがって「発芽しないかも」がありません。無性芽にも植物によりいろいろな形態がありますが、本種の場合はすでに「親株と同じ姿のミニチュア版」で、双葉もありません。形態としては「本葉数枚の苗」ですし、多肉ですので一時的な乾燥にも強いです。落下したところに土や湿り気さえあれば、根を伸ばして活着して、100%ちかく成長を始めます。
ご参考までに、我が家の親株の「コダカラ」の様子です。葉の縁にズラッとコダカラがつく、とはこのようなことです。
1年以上前に私が前任校から持ち帰った1株ですが、なぜか我が家では成長が遅く、いまだに葉の数が10枚あるかどうかの若い状態のままです。
この時の撮影の理由は、なんと「コダカラが親株から分離していないのにさらにコダカラをつけてしまった」状態を3、4か所みつけたからでした。初めてでした! 左の写真だと中央に1か所見えますが、なんだかわかりにくいので、2枚目を撮りました。葉の先端でなくて途中についているコダカラがダブルなのがお判りでしょうか?
さて、本題に。
この日は4人でがんばりました。古株の2年生(Aさん/部長さん)にとりましては2回目になりますね。 昨年度、冬休みに入る前に作った苗はちゃんとみんな枯れずに育ってはいますが、生育はいまいちです。
今のところ親株が前述の1本(1枚目の写真)だけですので、昨年度作った苗も今回の苗も全て同じ親株のクローンです。まあ、元をただせば前任校で私が生物部の顧問に着任した段階ですでに生物室に置いてあった1鉢に集約されますので、全~部同じクローンですが。
コダカラは小さくて、ひげのような根を土に「植える」のは困難ですので、この場合単純に土の上に置いていくだけになります。1ポットに3苗と指定しました。
そういえば、先日の学校説明会にいらした中学生の保護者の方が、「去年いただいたものが大きくなりましたよ」と教えてくださいました。とても嬉しい~
完成品はこんな感じになります。給水は鍋方式で、土が不足のポットにはあとから追加。
作業には性格が出ますね?! 2ー4ー6ー10!一応、4人各自が自分で植え付けたポットが分かるように、分けて苗トレーに配置しました。
【園芸部】令和8年度活動報告❹
6月2日 ポトスの水栽培苗作り
今日は3人で活動です。
春先にポトスの苗作りを行いましたが、その時は、顧問宅から持参した最長2m超えのたくさんの長いつるを、1本30cm~50cmに切って、少し大きめのポットに「とぐろをまく」ようにして植えこみました。ちなみにそちらは順調に成長しています。…この時に使いきれなかったつるを自宅に持ち帰り、捨てるでもなく植えるでもなく乾燥だけせぬようビニール袋にいれたまま庭の棚に置いていたのですが、そのままではいつか枯れてゴミになってしまう。水栽培的に発根を促して、適切な時期にポットに植え付けることを思いつきました。
かわいそうに「しょぼくれ具合」がまた少し進んでしまっていましたが、気温のせいか節々から「発芽してやるぞ~」というニュアンスも伝わってくる感じ。
いったん流しで全体を洗って、枯れた葉や根由来の汚れを落としてから作業へ。
節を2~3か所含むように、長さ20cmくらいずつに切断して、水に差します。
水に差す際は、「どっちが元々の根っこ側? どっちが成長点側?」かよく見て、根側の切り口を水に差します。慣れれば、葉が1枚もついていなくても、分かるものです。
完全に黄色くなってしまった部分は組織が復活しませんので、切断して、苗に含めません。
この後、自分のものは自分で世話をしてもらおうと、後で判別がつくよう目印を作って添えました。
世話といいますのは、水を定期的に見ないと、切断面からの腐敗が勝ってしまうと水が腐りますので。全ての苗が発根して新たな腐敗部分ができなくなるまでは注意しないとですね。
顧問は、あまった切れ端で「生き延びる余地がある」ものを集めて、発芽を待ってみます。
それにしましても、時折思うのですが、この子たちの魂はどのような構造になっているのでしょうか??もともとは大株で1つの生命体だったものが体の一部がバラバラに新しい生命として生きていく。花から種へという「生殖」を介さない増殖方法が時折植物に見られますが、つまりコダカラベンケイソウのコダカラのような「無性芽」は、あれは一応クローン? クローンの定義もよく知りませんが、今回の挿し木なんてクローンと呼んでいいのだろうか? そして戻りますが、「命」「魂」の受け継ぎ部分が謎すぎる。 まあ、考えてみましたらそれは生殖を介していても同じことでしょうか。 なーんだ。
【園芸部】令和8年度活動報告❸
5月29日 種まき
う~む。ネットコモンズ? 私のPC? やはり動作がすっきりしません。1回分の活動内容の紹介です。
体育祭が終わった翌日のことでした。
前回来られなかったメンバー(Dさん、Eさん、Fさん)がみんな来て、かわりに部長さんが所要により所用により集合後いったん場を離れます。帰ってきたら、カメラマンをやっていただきましょう。
前回は「苗」メインで、ヒマワリの種も蒔きました。今回は、そんおヒマワリの種の余りと、あっと前回は準備はあったものの間に合わなかった「シロバナタンポポ」の種を蒔きます。
まずは、ポットの準備。鉢底ネットを切ってポットの底に置き、次に通気性のいい赤玉土を指1本分の深さに入れ、その上に例の3種混合用土を目いっぱいの一歩手前まで入れます。
ヒマワリの種はあっという間に終わりました。上から適量の土をかぶせて、底からの給水。
この辺から部長さん撮影。薄くなった私のアタマはスルーしてくださいな。
プラスチックのカップにいっぱいの綿毛を一つまみずつ配ります。
この日、風がけっこうあり、綿毛がいくつかすっ飛んでいきました。
ヒマワリと違って、皿の上に置いて各自のタイミングで適量取るわけにいきませんので、手元で準備ができた人に次々に渡していきました。
DEFさんたち3人にも、今回から「原則、自分の苗は自分でお世話」をしてもらいましょう。
シロバナタンポポは、前任校の生物部時代にはけっこう「出た」商品、久喜でもお客様に好まれるといいなぁ…珍しくても雑草の類、種の蒔き時や蒔き方が園芸の本に載っているわけではありませんが、野生では「綿毛」が飛ぶ時期から1か月以上?経ちます。種が土に接するのは今頃でいいはず。去年蒔いたものは数回前にご紹介の通り発芽はしましたが、変な時期だったせいか、発芽後の環境のせいか、成長が芳しくなりません。早くしっかり成長して、冬を「ロゼット」で過ごせますように。
【園芸部】令和8年度活動報告❷
中間考査後から数回分です。
5月26日(体育祭リハーサルの日) 苗作り
本部活と学校行事のバッティングです。
体育祭が28日に予定されており、翌日は予行という状況。
今日は2名しか出席できませんでしたが、ちゃんと活動しました。
まずは、いつも通り、植え付けるポットを量産します。
今回のメインが顧問宅産のハナモモで、高さ15cm前後の状態の実生苗を庭から抜いてきたものです。
根の状態が縦方向に自己主張が強いので、通気性用の赤玉土の層の上にいつもより浅めに植え付け土(黒土:赤玉:腐葉土=1:1:1)を入れます。
左手でハナモモ苗を持ち、根の部分をポット内に入れ、縦長で曲がりにくくて枝分かれの少ない根の部分の周りが植え付け土で包まれるように、最下部の根の先端が土に触れるかどうかくらいに浮かせたまま、右手で用土を入れていきます。
植えた苗は、今回は「底から水をしみ込ませる」方式で給水しました。
隙を見て、顧問は、自宅の「そこに生えていてはのちのちむしるしかない」エリアから救出してきた「ケツユクサの花色変異【ちゃんと薄紫】」苗(右側)を、同様に植え付けました。
ハナモモ以外に、本部活定番ですがシマトネリコの苗も用意したので、それも同じように植え付けました。
そろそろ終わり?かと思ったら、Eさん(私こと松本体制に移行してから5番目の部員さんの意味)が「ヒマワリを植えたい」と。
そこで思い出したのが、部室を超整理した時にあったヒマワリの種。
いつのものか分かりませんが、このままゴミにするのももうしわけありませんので、試しに開けて、1粒開けてみました。種は「死んではいない」ような感じ?
ものは試し、作業を少し延長して、1ポットに3粒蒔いてみました。
表土に置き、薄く覆土してから、これこそ水流で種が流れないように「底から染み込ませ方式」で給水。
今回から「自分で植えた苗は原則自分で世話をする」方式に移行したいと思います。
これはEさんの分。左上が4月に植え付けたポトス苗8つ。
この写真では見えませんが、無事に新芽がどんどん動き始めています。
ポトスの下(手前)7つと右上の6つくらいがハナモモ。
ハナモモは苗の状態が苦しいので、全て無事に成長するとは言えません。
ハナモモの下がシマトネリコ、その下がヒマワリです。
これは部長さんの分。
これは私の分。
ポトス回に処理したオロンティウムも5苗あります。
今回、活動報告はここまで。「1回分」で止めておきます。
ネタはあと3回分あり、明日(6月9日)もまた1回分増える予定なのですが、実は今、ホームページのアプリ?がとっても不安定で、写真1枚貼るのに20分もかかったりできなかったり再起動したりと、作業の先が見えません また近々~。